サスペンションシステム・チューニング

テクノロジー

開発の流れ

車両の調査・寸法取り

ノーマルショックアブソーバーの取り付け状態や寸法を測定し、HYRダンパーの形状、寸法、車高設定等に反映し、設計を進めます。

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ダンパー設計

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計測したデーターを基に、ダンパー、アッパー、取り付けブラケットなどを設計します。 設計時に形状、寸法、干渉などを考慮した上、スプリングレートを選定しストローク量を算出します。


試作品のテスト

ダンパーテスターを使用し、組み上がった試作品の確認および減衰力や特性を目標値になるよう、ピストン選定やシム組みを 変更し決定します。

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取り付け&走行テスト

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テスターでの確認が終われば、車両への取り付けを行います。干渉は無いか、車高は目標値になっているかなどを確認します。
取り付け状態に問題がなければ走行確認を行い、ハンドリングや突き上げが無いか、一般道、高速道路、ワインディングなどで確認し 変更点を洗い出し、減衰設定の変更などを繰り返し行い商品化となります。










ユーザーの求める商品性

減衰力の最適化

シムの役割は狙った減水力をバラツキなく発生させる事です。厚さや径に違いが有ると左右で減衰力の違ったダンパーになってしまいます。
HYRでは信頼のあるメーカー製のシムを使用するのはもちろん、組み付けるときに一枚ずつ測定して組み付けています。

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減衰力特性

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ダンパーの減衰力特定を決めるのはピストンが受け持ちます。ピストンスピードと比例して減衰力が大きくなるリニアピストンとハイスピード域の 減衰力を抑えるデグレッシブピストンがあります。
どちらのピストンを使用するかは、車両の特性や使用条件により選択します。。
HYRダンパーにはΦ46とΦ36のピルトン径を使用し、低速域から安定した減衰力を発生します。


モノチューブ/倒立

HYRではモノチューブ(単筒式)のシリンダーを採用しています。放熱性が良く安定した減衰力を発生します。
また、ストラット式サスペンションには倒立式を採用し耐久性を確保しました。

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作り込み

車種ごとの専用ブラケットを作るために図面を書き、ブラケットを溶接し組み付けを行います。
お客様からのご意見や要望が有った場合、すばやい対応で問題点を解決し改善することが可能です。
すべてを行うことで、特注品(ワンオフ)の製作にも対応が可能です。

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組み付け&テスト

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製作された部品は一つ一つ検品され組み立てられます。
組み付け完了後には、専用のテスターで減衰力テストが行われ左右のバラツキなどのチェックされます。

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